2006-12-07

評価範囲の選定プロセスに潜む落とし穴

スコーピング(評価範囲の選定)において「評価対象外とした業務プロセス」に焦点を当て、その部分をどれだけ少なくするかということを考える必要がある、と述べられています。米国SOX法の教訓を生かし、監査の効率性も踏まえられた今回の実施基準案ですが、神経質になりすぎると米国の二の舞になりそうでもあり、スコーピングの「さじ加減」がひじょうに難しくなりそうです。

内部統制が有効であるためには、その評価範囲を選定するのに知っておかなければならないことがある。安易に考えて臨むと、泣きを見ることになりそうだ――。(ITmediaエンタープライズ 2006/12/6