内部統制関連で来期のIT予算がない理由
「東葛人的視点」(とうかつじんてきしてん)というブログの記事からご紹介します。IT業界の最新の話題やニュースについて、「“供給側の論理”と独断で、話題やニュースを騒がしく」語っています。その内容は、IT業界に身を置く方であれば「よくぞ言ってくれた!」と共感するところが多いのではないかと思います。J-SOX Watcher としてもお気に入りのブログの一つです。
今回は、J-SOX法関連で来期のIT予算がない理由を「実施基準の公表の遅れ」と結論付けています。過去の記事でもJ-SOX法関連の話題を取り上げていますので、ぜひ読んでみてください。
ITベンダーには気になる日本版SOX法商談の行方だが、少なくともユーザー企業の情報システム部門の来期の関連予算はすっからかん、ITベンダーに多額のお金が落ちるような内部統制案件の商談は望み薄だ。IT統制の整備は日本版SOX法対応では下流工程にあたるとはいえ、来期はそろそろ何らかの取り組みが必要になるはずだが、ある理由から多くのユーザー企業で内部統制関連のIT予算が確保できていない可能性があるのだ。(「内部統制関連で来期のIT予算がない理由」東葛人的視点 2007/1/24)