ITアウトソーシングサービス市場に関する調査 ～日本版SOX法施行に向けてついに2兆円市場へ

矢野経済研究所の市場調査結果より。「2008年から施行される日本版SOX法（金融商品取引法）の影響で、企業には内部統制の強化が益々求められることとなる。そのため、各企業はデータの扱いに関する信頼性の確保に努めており、外部の専門家を活用するITアウトソーシングサービスの利用を拡大している。特にBC サービス、DR（Disaster Recovery 災害対策）サービスの需要が拡大しており、市場規模が拡大する主な要因となっている。」とのこと。J-SOX法による需要が落ち着いたとしても、その後もSaaSやBPOなどのサービスが普及していきそうなので、市場はますます拡大することになるのでしょうね。

矢野経済研究所では、ITアウトソーシングサービス市場について市場調査を実施し、2010年度までの市場動向の分析・予測を行った。

１．調査期間：2006年11月～2007年1月
２．調査対象：国内ITアウトソーシングサービス事業者
３．調査方法：直接面接取材に電話・Ｅメール等を併用

（「ITアウトソーシングサービス市場に関する調査」矢野経済研究所 2007/1/31）