国産ERP製品が意地を見せた2006年
ERP研究推進フォーラムによる「2006年度の導入済み・導入予定のERPパッケージ製品のシェア調査」によると、中堅・中小企業向けの国産製品のシェアが高まり、海外パッケージの総計をはじめて上回ったとのこと。トップ17製品の中で、11製品が国産パッケージであった模様です。
ERPパッケージと言えば、やはり、mySAP Business suite(SAP)、E-business suite(ORACLE)が思い浮かびますが、国産パッケージが健闘しているというのは嬉しいですね。がんばれ、国産!
2006年のIT業界のセミナーで一番多かったテーマが、内部統制に関するものであったと思われる。今年は毎週のように内部統制関連のセミナーが開かれていた。ERP研究推進フォーラムでは、毎年実施している企業アプリケーション導入実態調査(大規模アンケート調査)で、日本版SOX法に対するユーザ企業の取り組み状況と、ERPでの対応について質問項目を新設して、その実態を聞いてみた。(「国産ERP製品が意地を見せた2006年」ThinkIT 2006/12/19)