J-SOX対応急ぐアウトソーシング事業者
実施基準案では「委託業務に係る内部統制の評価」のために、「サンプリングによる検証」「委託会社の評価結果の利用」の何れかの方法を採用することを推奨しています。評価を効率的・効果的に行うためには後者の採用が妥当であり、「監査基準委員会報告書第18号」あるいは「SAS70」が有力な基準となりそうです。
NECや富士通などが、アウトソーシング事業に関する内部統制の整備状況を示す「監査報告書」を提出するための体制作りに乗り出した。システム運用などを各社に委託する企業が、この報告書を日本版SOX法(J-SOX)対応時に使えば、作業負荷を軽減できるとしている。(内部統制.jp)