日本版SOX法「実施基準案」、八田進二教授がポイント説明
実施基準草案が正式公開されてから初めて、八田部会長のコメントが聞こえてきました。数値基準を示したことについては、「賛否両論があったが、例示として、ないよりはいいだろうと判断し、示している。これは大英断だ」、また持分法適用の関連会社が内部統制の評価範囲に入っているという批判について「いう方がおかしい」と反論しています。
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科教授の八田進二氏は12月5日、EMCジャパンが主催したセミナーで講演し、金融庁の企業会計審議会 内部統制部会が11月21日に発表した金融商品取引法(いわゆる日本版SOX法)の実施基準(公開草案)のポイントを説明した。八田氏は同部会の部会長。「私的な立場で話す」と前置きして講演した。(@IT 2006/12/5)