2007-03-10

文書化支援ツールの活用は遵守コストの削減に有効か

4/10(火)に「メルパルク東京」(芝公園)で、ERP研究推進フォーラム主催の標記セミナーが開催されます。

私の目に留まったポイントは、「『内部統制文書化支援ツールアンケート調査』への回答企業約20社による機能概要一覧」が配布されるというところです。回答企業の自己申告によるものであり、そのまま鵜呑みにできるものではないかも知れませんが、文書化に未着手である企業の方にとっては注目すべき内容ではないでしょうか。

金融商品取引法が2006年6月に成立し、内部統制の開示については2008年4月1日以降開始する事業年度からの適用が予定されています。
弊フォーラムでは、2005年12月よりSOX法/内部統制関連のセミナーを過去5回開催してまいりましたが、第6回目として「文書化セミナーとショーケース ~文書化支援ツールの活用は遵守コストの削減に有効か~」をテーマとしたセミナーを下記の要領にて開催します。
財務報告に係る内部統制の構築・評価には多くのプロセスを踏まなければなりませんが、中でも「文書化」プロセスには多大な工数(コスト)がかかります。また、いわゆる文書化3点セットに加えて評価(整備状況・運用状況)やその証跡の継続的な記録・保管も求められます。
文書化にあたっては表計算ソフトウェアなどを活用することが多いと思われますが、文書化支援ツールとしてどのような類型と具体的な製品があるのか、そのコスト・ベネフィットについて検討します。
皆様方の奮ってのご参加をお待ちします。

「第6回 J-SOX/内部統制セミナー 文書化セミナーとショーケース ~文書化支援ツールの活用は遵守コストの削減に有効か~」ERP研究推進フォーラム