2007-05-07

内部統制を監視するモニタリング

ITpro Watcher のコラム、森岡謙仁氏の「CIOへの道」より。

「『財務報告の信頼性を確保する』ためには、先に述べた6つの基本的要素を整備し運用することが大前提となります。『整備して運用する』というのですから、『人とITによる仕組み』として、機能させることが重要」との見解を述べ、そのためには「CIOの力無しでは、内部統制の構築は不可能だといっても過言ではない」と主張、一例としてモニタリングを取り上げています。

その他、過去のコラムでもCIOの視点から内部統制及びJ-SOX法について語っています。詳細は下記リンク先でご確認ください。

現在、内部統制を構築する中で、大いに目立っているのは、監査法人とCFO(最高財務責任者)でしょう。外部監査の限界を補う手段として,米国SOX法の成立があったともとれます。
日本の場合、ダイレクトレポーティングを採用しないなど中身に工夫がありますが、COSOフレームに基礎を置いているところからほぼ同様と見てよいでしょう。

「内部統制を監視するモニタリング」ITpro Watcher CIOへの道 2007/5/7