富士通、内部統制支援ソリューションに推奨マーク制度を導入
日刊工業新聞の記事より。
富士通がJ-SOX法で求められる要件に準拠した製品に、ブランドロゴを推奨マークとして貼付するとのこと。”内部統制特需”に便乗しようと、J-SOX法で求められる要件とは関連がないのに「J-SOX対応」などと謳っているソリューションが多いのが現状です。そのような状況の中、社内基準とは言え、真の「J-SOX法対応」ソリューションをユーザーに分かりやすく明示するこのような取り組みは、歓迎すべきことであると考えます。
富士通は内部統制支援ソリューションに推奨マーク制度を導入し、「インターナルアイズ」という名称でブランド統一する。金融商品取引法の内部統制で求められるIT機能要件をベースに独自の「内部基準」を策定。これに準拠した製品にブランドロゴを推奨マークとして貼付する。第1弾として内部統制整備のノウハウを集約した「文書化基本セット」など51種を推奨製品として登録し、年内に100種に拡充する。一連の取り組みで07年度に150億円の事業売り上げを見込む。
(「富士通、内部統制支援ソリューションに推奨マーク制度を導入」日刊工業新聞 2007/5/8)