IT部門の役割強化を促すSOX法対応

野村総合研究所の月刊誌「ITソリューションフロンティア」での特集記事です。現業部門や公認会計士といったJ-SOX法対応を担う人材リソースが不足しているので、IT部門は、業務処理統制やソリューション導入の場面でも強みを生かしてリードせよ、という内容です。

多くの企業で日本版SOX法への準備が進むなか、IT部門の役割がIT全般統制に限られるケースが少なくない。しかし、IT部門がその活躍フィールドを広げ、現業部門が行う業務プロセス統制の文書化にIT部門が関わるメリットは大きなものがある。本稿では、SOX法対応を契機としたIT部門の役割の見直しについて提言する。（「IT部門の役割強化を促すSOX法対応」野村総合研究所 ITソリューションフロンティア2006/12号）