SOX法対応でマクロが使用禁止？

先に公開された実施基準案では、Excel等の表計算ソフトの統制については触れられていません。「『COBIT for SOX 2nd』の日本語版は年末公開」記事のとおり、「COBIT for SOX 2nd」では表計算ソフトの統制のガイダンス事例が追加されています。

マクロやスクリプト言語を使って現場がアプリケーションを開発し、業務効率を高める――。そんなExcelやAccess、Lotus/Notesなどが持つ簡易開発の仕組みが自由に使えなくなるかもしれない。日本版SOX法への対応では、Excelなどで開発したシステムも統制の対象になるからだ。現場の生産性向上と内部統制の両立に向けた工夫が必要になる。（「SOX法対応でマクロが使用禁止？」内部統制.jp 2006/12/13）