SECが一連の資本市場規制緩和措置を発表(PCAOBも404条内部統制の監査基準の緩和案を発表)
今月中旬、米国SEC及びPCAOBから内部統制ルールの緩和案が相次いで発表されました。SEC及びPCAOBのプレス・リリース等に基づく変更点のポイントについて、日本証券経済総合研究所がレポートを公開していますのでご紹介します。
米国SECは、12月13日から18日にかけて、米国資本市場の規制を緩和する提案および決定事項の発表を行った。この変更の中には、SOX法404条実施方法の見直しなど、12月15日付本欄で紹介した「資本市場規制に関する委員会」の提言に含まれていた事項も入っている。また、PCAOB(Public Company Accounting versight Board 、公開会社会計監査委員会)も、SEC のSOX 法404 条実施方法の見直し提案をうけて19 日に監査法人の企業内部統制監査基準第2号(AS2)の変更案を発表した。(「SECが一連の資本市場規制緩和措置を発表(PCAOBも404条内部統制の監査基準の緩和案を発表)」日本証券経済研究所 2006/12/27)
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