2007-01-31

統合化が進むセキュリティ製品 内部統制対応が訴求ポイントに

日経ソリューションビジネス2007/1/30号より、2/7(水)~9(金)に東京ビッグサイトで開催される日経BP社主催の「NET&COM 2007」のプレビュー記事です。誌面及びWebサイトでは53社の展示製品/サービスが紹介されていますので、各サービスの詳細を知りたい方はそちらでご確認ください。都合の合う方は、直接セミナーに行かれるのが良いかと思います。以下で記事のサマリをご紹介します。

・電子メールセキュリティの分野では、ウイルス対策ソフトやスパム対策ソフトなど従来の主力製品に加え、内部統制で重視されるメールの長期保存や監査機能を提供する製品が注目を集めそうである。
・内部統制対策向けには、ソフトやハード製品にとどまらず、ユーザー企業の対策プロジェクトを直接支援するサービスもある。
・検閲ネットワークは、ここ2年ほどで関心は少しずつ高まっているがそれほど導入は進んでいないため、各社は需要拡大をにらみ低コストで導入できるソリューションの紹介に力を入れる。
・セキュリティ専門の技術者がいない中堅・中小企業などをターゲットにしたASPサービスの展示も注目分野である。
・ネットワークインフラそのもののセキュリティを高めるソリューションの展示も目立つ。

NET&COM 2007の「セキュリティゾーン」では、ユーザー企業の日本版SOX法対策の本格化をにらんで内部統制向けの機能を強化した製品の展示が目白押しだ。キャノンマーケティングジャパンの石川滋人ITソリューション企画本部基盤システム商品企画部セキュリティソリューション商品企画課課長は、「ユーザーの内部統制強化の取り組みにより、セキュリティは最大のテーマの一つ。セキュリティ製品では既に、内部統制を視野に入れた提案が不可欠になっている」と話す。(「統合化が進むセキュリティ製品 内部統制対応が訴求ポイントに」日経ソリューションビジネス 2007/1/30

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