IDSシェアーが新ソフト、内部統制を試験・評価 ―SOX法対応、不備など把握。
今朝の日経産業新聞より。企業のJ-SOX法対応がだいぶ進んできたためか、最近では文書化ツールよりも、評価・改善フェーズを支援するツールの発表が多くなってきています。2008年度以降もJ-SOX法対応は続く訳であり、その意味では評価・改善フェーズ、モニタリングフェーズを支援するこうしたツールに関しても、導入検討を早めに行うに越したことはありません。以下、紙面より一部引用します。詳細は紙面をご確認ください。
独ソフト会社IDSシェアーの日本法人、IDSシェアー・ジャパン(東京・千代田)は企業における内部統制の整備状況を評価するソフトの新製品を開発した。2008年度に施行される日本版SOX法(企業改革法)に対応する。社内の業務手順に不備やリスクがないか、同法に沿って試験・評価できる。内部統制関連で、同社は07年のソフト販売額を前年比3割増とする計画。
3月に発売する新製品の名称は「ARISオーディット・マネジャー日本版(AAMJ)」。業務手順を記述するソフト「ARISビジネス・アーキテクト」を使って社内の業務手順を文書にまとめた場合に、不正やミスが発生する余地が残されていないかテストするために使える。価格は利用者30人で360万円の予定。テスト結果は履歴と共に報告書にまとめて管理する。テストで見つかった不備が修整されたかどうかや、誰が修整したかを追跡・管理する機能もある。
(日経産業新聞 2007/1/30)