日立、３月期決算発表は５月に延期 米「内部統制」対応で

今朝の日本経済新聞朝刊の記事より。鮮度がだいぶ落ちますが…。

日立製作所の2007年3月期決算の発表日が、例年の4月下旬から5月中旬にずれ込みそうだとのこと。「内部統制『欠陥』６社が開示、日立など米上場日本企業、人材不足など対応急ぐ。」という記事を以前ご紹介しました。その記事によると、米国会計基準に基づいて決算書を作成する際の統一的な処理手順や人材の不足が原因で、日立製作所など6社が2005年度末時点で財務報告にかかわる内部統制に「重大な欠陥がある」と開示した、とのことでした。その辺りも踏まえ、今年度末決算は万全を期して発表を遅らせるということでしょうか。

日立製作所は5日、2007年3月期決算の発表日が例年の4月下旬から5月中旬にずれ込みそうだと発表した。米国市場に株式上場している外国企業にも米企業改革法が適用され、経理財務関連の作業が大幅に増えることが理由。10―12月期業績発表で記者会見した三好崇司副社長は「数年かけて準備してきたが、最初の年なので慎重に対処したい」と語った。

（「日立、３月期決算発表は５月に延期・米「内部統制」対応で」NIKKEI NET 2007/2/6）

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