「内部統制制度」対応の遅れ深刻…「準備まだ」8%
FujiSankei Business i. の記事より。
NRIセキュアテクノロジーズがまとめた「内部統制に関するアンケート調査」によると、「関係者が多忙で計画通り進んでいない」とした企業が46.7%、また、「プロジェクト体制はできたが、進捗が遅れている」と回答した企業も43.3%に上った、とのこと。
企業におけるJ-SOX法への理解は、昨年度辺りから充分進んでいましたが、今年度に入り「いざ対応」と気合いを入れたものの、関係者の多忙や公認会計士の不足により、思ったとおりに準備が進んでいない現状が浮き彫りになっています。
詳細は下記リンク先(FujiSankei Business i.)をご参照ください。
粉飾などの不正会計の防止を目的に2008年度から上場企業に義務づけられる「内部統制制度(日本版SOX法)」をめぐり、企業側の対応の遅れが深刻化している。導入計画の進捗(しんちょく)が遅れているだけでなく、いまだに準備に入っていない企業もあり、導入が間に合わない企業が続出する可能性もある。
(「「内部統制制度」対応の遅れ深刻…「準備まだ」8%」FujiSankei Business i. 2007/8/15)
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